WEB予約

屋号の由来

「みくまり院」の名前の由来

「みくまり」は、漢字で「水分(み・くまり)」と書きます。

東洋思想には「天一、水を生ず」という言葉があり、「水」は万物の根源、つまり生命の源と考えられてきました。「分」には、「配る」「分け与える」といった意味があります。

このような意味から、鍼灸治療を通じて生命の源を分け与えること、人の命に力を与えることによって、心から充実した人生を送っていただきたいという想いを、「みくまり院」という名前に込めています。

また、「水分」には「分水嶺」という意味も含まれており、これは人生の大きな分岐点や転機を象徴しています。当院での鍼灸治療が、患者様にとって人生を好転させるきっかけとなることを願っています。

さらに、日本には「水分神(みくまりしん)」という神様がいらっしゃいます。「水」は命の流れ、すなわち出産や生理とも深く関係しており、水分神は安産や子授けの神としても信仰されています。干ばつの際には雨を降らせて村人たちを救ったという伝承もあり、豊穣の神としても知られています。山岳修行では霊水を守る神、修行者の身体を清める水の神としても大切にされてきました。

当院が行うのは、東洋医学の歴史と文化の中で育まれてきた「伝統鍼灸」です。敬意と感謝を胸に、患者様一人ひとりに向き合いたいという想いから、「みくまり」という名前を選びました。神様のお名前を拝借することは恐縮ではありますが、深い意味を持つこの言葉が、当院の理念にふさわしいと考えています。

富士見町は自然豊かで、縄文時代の遺跡でも知られる土地です。「伝統鍼灸 みくまり院」は、この地の文化や自然を大切にしながら、「みくまり」の名に恥じない施術を提供してまいります。語感もやさしく、親しみやすい名前だと思いますので、気に入っていただけたら嬉しいです。

お問い合わせ

症状や治療に関することなど、
お気軽にお問い合わせください。

〒399-0214

長野県諏訪郡富士見町落合桜ケ丘10399-29