みくまり院が選ばれる理由
一 鍼を刺すのはたった一箇所
多くのツボに鍼を刺してしまうと、それぞれのツボに対する刺激が治療効果を打ち消しあってしまい、核心を捉えた治療は実現できません。また、患者様の身体に無駄な負担をかけてしまい、結果的に回復が遅れてしまうことも少なくありません。
当院での鍼灸治療のほとんどは、たった一箇所のツボのみに鍼を刺します。多くても三箇所までで、それ以上のツボに鍼を刺すことはありません。また、マッサージなども行なっておりません。たった一箇所のツボで勝負するとなると、効いたか効かなかったかがはっきり分かるので、誤魔化しが効きません。治療家の知恵と技術が問われることになり、当然難易度も高くなります。
しかしその分、患者様は大きなメリットが得られます。たった一箇所のツボに鍼を刺し、症状の根本原因に対してアプローチすることで、必要最小限の刺激で最大の効果が期待できます。つまり、より安全に、より早く、より効果のある治療を実現することができます。身体にかかる負担も最小限に抑えることができるので、鍼灸治療が初めての方でも安心して治療を受けることができます。
二 繊細で優しい刺激なので、安心して治療が受けられる
太い鍼で深くまで刺してしまうと、大きな刺激量になってしまい、必要以上に身体に負担がかかってしまいます。しかし、当院での治療はたった一箇所のツボに対して、細い鍼で数ミリほどのごく浅い部分に鍼を刺して治療することがほとんどです。
なので、鍼が苦手で怖いという方でも、安心して治療を受けていただけます。強い刺激が好き、という方もいらっしゃいますが、根本原因に対する治療を重ねていけば、必要以上の強い刺激を求めることもなくなっていきます。
三 緻密な病態把握・的確な治療方針で、根本原因を治療する
一箇所のツボへの優しい刺激で効果を出すということは、それだけ緻密な病態把握と的確な治療方針が必要になります。そのため当院では、疾患や体質、生活習慣について初診時の問診でじっくりお話を伺います。
さらに、東洋医学的な体表診察を行います。それらの診察で得た情報を統合して、詳細に病態を把握し、明確な治療方針を決定します。鍼灸治療で不安に感じる点についても治療家に相談できるので、安心して専門的な鍼灸治療を受けていただけます。
四 症状が出ている部位に鍼を”刺さない”
例えば、肩凝りの患者様に対して肩に鍼を刺したり、腰痛の患者様に対して腰に鍼を刺すことはありません。なぜなら、当院は症状に対して治療を施すわけではなく、症状を引き起こす根本原因を治療を行うためです。
そのため、肩凝りを治すために足に鍼を刺したり、腰痛を治すために手に鍼を刺したりします。東洋医学的な臓腑や経絡を基に診察・診断を行い、治療を組み立てると、それが最も理に適った治療になることが多いためです。
また、痛みや痒みなどの症状が出ている場所は、今まさに患者様ご自身の力がその場所を治そうと頑張っているところです。そのため、私たちが直接手を加えることはありません。患者様ご自身の治ろうとする力をサポートすることで、結果的には最も早く症状が改善し、長い期間に渡って疾患の再発を防ぐことにも繋がります。
五 病気の予防や日々のパフォーマンスアップにも繋がる
東洋医学は病になる前に治すこと、つまり予防を得意としています。なので、特につらい症状がない場合でも、鍼灸治療を受けることで病にならない元気な体を作ることができます。
さらに、スポーツや芸術といった分野でパフォーマンスを維持するためにも、健康状態を維持することは非常に重要です。仕事の効率が上がる、アイデアが浮かびやすくなるなどの効果も得られることがあります。
当院では、プロゴルファーの方、数学研究者の方、オペラ歌手の方など幅広い方々に治療を行い、パフォーマンスアップに貢献してきた実績があります。特にスポーツに取り組む方は、普段から鍼灸治療を受けて全身のバランスを整えることで、怪我をしにくい体作りに繋がります。
鍼灸適応疾患
WHO(世界保健機関)で
鍼灸の有効性を認められた疾患
神経系疾患 | 神経痛・神経麻痺・筋肉痛・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー |
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運動器系疾患 | 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頸肩こり・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)・各種スポーツ障害 |
循環器系疾患 | 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ |
呼吸器系疾患 | 気管支炎・喘息・風邪および風邪の予防 |
消化器系疾患 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾・口内炎 |
代謝内分秘系疾患 | バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 |
生殖・泌尿器系疾患 | 腎炎・膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・前立腺肥大・陰萎(インポテンツ・ED) |
婦人科系疾患 | 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・のぼせ・つわり・血の道(生理に伴う周辺症状)・不妊 |
耳鼻咽喉科系疾患 | 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエール病・鼻出血・鼻炎・蓄膿症・咽喉頭炎・扁桃炎・声枯れ |
眼科系疾患 | 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい |
小児科疾患 | 小児神経症(夜泣き、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 |
上記の疾患以外にも対応できる病気はございますので、お気軽にご相談下さい。
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