よくあるご質問
- 鍼で感染するリスクはありますか?
- 当院では、鍼は全てディスポーザブル鍼(高圧蒸気滅菌済み使い捨て鍼)を使用しております。鍼を刺す部位への消毒や治療家の手の消毒も行います。院内は常に清潔を保っておりますので、治療による感染等の心配はありません。
- 鍼は刺すと痛いですか?
- 人によって刺激に対する感度は変わるため、感じ方もそれぞれですが、鍼の太さは髪の毛の太さとほとんど同じくらい細いです。当院では、いつ刺したか分からないくらい全く痛みを感じない、とおっしゃっていただくことも多いです。
また、鍼を刺した瞬間に温まってきたり、時間の経過とともに徐々に身体が緩んでくるように感じることもあります。鍼の刺し方やその日の体調によって、同じ人でも感じ方は変わります。その日、その時々で変わる鍼の味わいを感じてみてください。鍼を受けるというのは、とても気持ちが良く、贅沢な時間です。
それでも鍼を刺されるのは怖いという場合は、刺さない鍼で治療させていただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
- どんな疾患に効果がありますか?
- WHO(世界保健機関)は下記の疾患に、鍼灸治療は効果的だと発表しています。一般的には肩こりや腰痛といった症状に鍼灸治療が効果的と考えられていることが多いですが、内臓系の疾患や神経疾患、内分泌系疾患などにも幅広く鍼灸治療は効果的です。
その他にも、該当しない疾患や現代医学では対処が難しい疾患についても、お気軽にご相談ください。
> WHO(世界保健機関)で鍼灸の有効性を認められた疾患
- 鍼灸治療にリスクはありますか?
- 鍼灸は使い方によって、薬にもなりますが、毒にもなり得ます。その危険を踏まえているからこそ必要以上の鍼は刺さずに、一箇所のツボのみで当院は治療しています。それでも特に鍼灸治療を受け慣れていない方は、初めての治療後に身体のだるさなどを感じる場合もございます。安全のためにも、治療効果を最大限に引き出すためにも、治療後は過度な運動や飲酒は避け、ゆったりと過ごしていただくことをお勧めしています。
また、深くまで鍼を刺入した場合に臓器を損傷させてしまうというリスクもございます。しかし、当院では皮膚から数ミリほどの深さに鍼をとどめる治療がほとんどなので、臓器損傷のリスクはございません。場合によっては小さな内出血が起こる可能性もありますが、数日や長くても数週間で改善し、それ以前よりも状態は良くなります。
- 鍼灸は一度受けるとクセになって、受け続けないといけない身体になる、というのは本当ですか?
- 強い刺激を与える鍼灸治療の場合には、起こりうるかもしれません。しかし、当院が行う優しい刺激の治療ではそのようなことは起こりません。逆に当院の治療を継続的に受けることで、臓腑や経絡が正常な状態に近づいていき、ご自身の身体の状態が正確に掴めるようになっていきます。
根本的に身体が良くなっていくことで、疾患が治るだけでなく、他の疾患にもかかりにくい体作りにも繋がります。つまり、当院の治療を受ければ受けるほど、鍼灸治療が不要な身体に近づいていくとも言えます。なので、積極的に鍼灸治療を受けていただくことを、当院ではお勧めしております。
- どのくらいの頻度で通えばいいですか?
- その方の体質、生活習慣、疾患の状態にもよりますが、初めは週1回や週2回など頻度高く来ていただければ、早い段階で状態が良くなっていくことが多いです。状態が良くなれば、2週間に1回、1ヶ月に1回、と徐々に間隔をあけていくことをお勧めしています。
目一杯仕事に取り組んでいらっしゃる方も多いので、特に身体の悩みはなくともメンテナンスで定期的に来院し、治療を受けられる方もいらっしゃいます。病気になる前の段階で治療しておくことで、病気にならない身体作りをすることも、東洋医学は得意としています。なので、調子が悪くなる前にご来院いただければ、早い段階でつらい思いをすることなく、健康でイキイキとした生活を送っていただけると思います。
- 風邪を引いても鍼灸治療は受けられますか?
- 風邪を引いた場合、鍼灸治療を受けることで回復を早めることができます。1回〜数回の治療で治ることも少なくありません。風邪からの回復後も身体の調子が良くなることが多いので、積極的に受けていただくことをお勧めしています。
- 妊娠していても鍼灸治療は受けられますか?
- 逆子の治療などで鍼灸治療は有名ですが、妊婦さんに対してその他の症状でも用いられます。もちろん、胎児と母体の安全は第一で、治療の選択肢は少し狭くなりますが、それでも取れる手段は多々あります。妊娠中でも鍼灸治療を受けることで、より安全な出産に繋がり、産後の肥立ちが良くなります。
そのため、妊娠中も鍼灸治療を受けることをお勧めいたします。鍼での治療に抵抗がある場合には、刺さない鍼やお灸で治療することも可能です。専門的な知識を持った治療家が個々人に合わせて治療方法を判断しますが、不安がある際には遠慮なくご相談ください。
- 何歳から何歳まで、鍼灸治療を受けられますか?
- 生まれてから亡くなるまで、いつでも鍼灸治療は受けることができます。その分、刺激量を調整する技術は必要になりますが、当院ではどなたでも安心して鍼灸治療を受けていただけます。
- 生理中でも鍼灸治療は受けられますか?
- 女性の患者様の場合、生理前・生理中・生理後に身体が大きく変化するため、その時期に身体の不調が現れることが多くあります。その変化に対応しながら、個々の患者様に合わせた治療を行うことで、不調を和らげることができます。
そのため、生理中の鍼灸治療は効果的です。月経の状態は身体に大きく影響を与えるので、生理中であることは治療家にお伝えいただけるとスムーズです。もちろん、治療家側からも月経の状態については確認させていただきますので、ご心配には及びません。
- 女性の治療家はいますか?
- 現在治療を行っているのは男性の治療家(院長)のみですが、不安がある場合はお気軽にご相談ください。
- 美容鍼灸は行っていますか?
- 一般に「美容鍼灸」はシミ、シワ、たるみなどの改善を目的とし、顔に鍼を刺す鍼灸治療のことを言います。しかし、顔に鍼を刺すことで内出血をして、顔に大きなアザを作ってしまう可能性も十分にあります。鍼を安易に顔に刺すのは危険を伴うため、当院では美容鍼灸は行っておりません。
それでも当院の治療を受けていただき、身体全体を健康にしていくことで、より自然な形で美しい容姿を目指すことも可能です。ニキビができにくくなった、カサカサした肌が潤ってきた、むくみが取れてきた、といった事例もございます。
- 鍼灸で痩せることはできますか?
- 鍼灸治療を受けることでリラックスしたり、臓腑の不調が改善されることで、自然と無駄な食欲が抑えられることがあります。また、水分代謝が改善することで、スッキリとしたボディラインが実現できることもあります。身体が自然な状態に近づくことで、結果として痩せていくケースもあります。
- 伝統鍼灸とは何ですか?
- 伝統鍼灸とは、東洋医学の思想・哲学に基づき、全身のバランスを整えることで体質を改善し、症状を根本から治すことを目指す鍼灸治療のことです。
現代医学的な筋肉・神経・血液循環などをターゲットに治療を行う現代鍼灸が、現在の日本では主流になってしまっていますが、そのアプローチでは基本的には運動器疾患にしか対応できません。「鍼灸=肩こり・腰痛」と誤解される理由が、ここにあります。
逆に、東洋医学の思想・哲学に基づき、全身を整えるアプローチを行う伝統鍼灸は、現代医学が苦手とする婦人科疾患、精神疾患をはじめ、循環器疾患、消化器疾患、呼吸器疾患、泌尿器疾患、皮膚疾患など、あらゆる症状に対応できます。もちろん、運動器疾患にもアプローチできます。
- 体調の問題で、院を訪ねることが難しいです。
- 体調の問題でご来院が困難な方向けに、訪問治療を行なっております。ご自宅で安心して、専門的な鍼灸治療を受けることができます。まずはお気軽にお問い合わせください。
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